金融商品のリスクとリターン
リスク減少とリターン安定
金融商品には、ある程度のリスクはつきものです。ハイリターンを望んでも、そこにはハイリスクもあることは当然のようになっています。ただ、ハイリスクの商品を購入する場合は、予想されるリスクを減らしてリターンを安定させていくという方法はあります。 リスクの高い商品も、リスクを分散すれば致命傷にならず軽傷で済むのです。また、リターンのほうも安定させることができます。これを、分散型の投資と呼んでいます。
分散型投資には、複数の商品に分けて投資する方法やいくつかの通貨に分けて投資する方法などがあります。また、一度に投資するのではなく、期間をずらして投資する方法もあります。運用においてリスク減少をメインに考えるならば、これらの方法を組み合わせる方法もあります。
まず、商品を分散して購入するケースでは、景気の変動で逆の値動きをする商品と合わせて購入する方法がおすすめです。例えば、株価は好景気に応じて上昇しますが、債券の価格は逆に下落します。この二つを購入すれば、それぞれの弱い部分をカバーできるのです。
また、通貨について分散して運用することもリスク回避につながります。このとき基本とするのは自国の通貨です。それは、経済情勢などについても詳細な情報が入りやすいためです。分散して購入した外国の通貨商品が経済悪化の影響で下落しても、ほかの国の経済は活況を呈していることから、全体のリスクを減らすことができます。
期間の分散では、定期的に同じ金額で同じ株を買っていくというような方法などがあります。価格が安いときは買う量が増え、価格が高いときは買う量が減ることで、平均単価は低くなりますが、投資からのリターンが得られるのです。これは、ドル・コスト平均法と呼ばれています。
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