金融商品のリスクとリターン

金融商品と金利変動

金融商品は、物価の上昇や下落などの経済情勢の変化によって、その価値判断に影響を受けてしまうことがあります。つまり、物価の上下動は、政策金利の変動をもたらすことも多く、それに合わせた形で金融機関によって利率の変動が図られることがあるためです。 金融商品選びは、このような経済情勢の変化による政策金利の変動に密接に関係しています。

例えば、変動金利型の金融商品については、今後金利が上昇すると判断される場合、金融機関も利率を上げてくるため、その上昇分については金融商品の利益分として出てきます。そのため、収益性において有利になるのです。

金利が低下すると判断される場合は、この逆で、収益性について不利が出てしまいます。このような場合には、購入時の利率をそのまま引き継ぐ固定金利型の商品が有利に働きます。

また、近い将来に金利の上昇があると判断されるような場合、変動金利型の商品で短期のものを購入すると収益面で有利に働きます。そして、金利がこれ以上上昇しないと判断されるときは、今後は金利が下降していくことが予想されるため、長期の固定金利型商品を購入するようにすれば、高金利を長期に渡って維持することができます。

ローンを組んでいるような場合は、今後金利が上昇すると判断されれば、返済の途中で金利負担が増えることがないので、固定金利型が有利になり、金利が低下すると判断される場合は、返済途中でも金利負担が減るので変動金利型が有利になります。 このように、金融商品を選ぶ場合に金利の変動を考慮に入れることは、運用において収益性を重視したいという場合は、とくに重要になります。

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